近距離観察が可能なコンパクトタイプの双眼鏡
「PENTAX Papilio III WR」を新発売
～シリーズ初の防滴構造を採用し、さまざまな環境での使用に対応～

リコーイメージング株式会社（代表取締役社長：森 泰智）は、一般的なバードウォッチングやスポーツ観戦等の用途に加え、ごく近距離での生物観察や博物館、美術館の展示物なども楽に見ることができるコンパクトタイプの双眼鏡「PENTAX Papilio(パピリオ) III WR」2機種を発売いたします。

本製品は、当社独自の「輻輳（ふくそう）補正機構」採用により、最短50cmの近距離で目標物を観察することが可能な「PENTAX Papilio」シリーズの最新モデルです。シリーズ初となる防滴構造を採用することで、雨天や水しぶきのかかる場所などでの使用も可能になり、さまざまなシーンでの利用を可能にしています。

なお、ユーザーの使用目的に応じて選択の幅が広がるよう、現行製品の「PENTAX Papilio II」も当面は販売を継続する予定です。

また、カラーバリエーションのオリーブは、国内ではリコーイメージングストアをはじめ公式ECショップ、PENTAXクラブハウスのみでの販売となります。

PENTAX Papilio III WRの主な特長

1. 最短約50cmでの観察が可能

双眼鏡で近くを見る際に生じる左右の視野のズレを、ピント位置に連動して対物レンズをスライドさせて補正する当社独自の「輻輳（ふくそう）補正機構」により、近距離の対象物でも目が疲れにくく、楽に観察することができます。また、遠距離では対物レンズが通常位置に戻るため、バードウォッチングやハイキング、スポーツ観戦、コンサートなどの一般用途にも適しています。

2. Papilioシリーズ初の防滴構造を採用

Papilioシリーズ初となるレンズ内部に水滴が入りにくい防滴構造を実現し、雨天や霧の中、水しぶきのかかる場所での信頼性を向上しています。また、 接眼部と前面平板ガラス面には汚れが付着しにくい防汚コートを採用しています。

3. 高い光学性能

すべてのレンズに不要な光の反射を防止するマルチコーティングを施したフルマルチコーティングにより、良好な像性能を実現しています。また、非球面レンズと高屈折率ガラスプリズム（BaK4）の採用で、視野の隅々まで歪みの少ない、クリアな像を確保しています。

4. 見え味をさらに高める高性能"HDコーティング"を採用

最新の高性能マルチコーティング"HDコーティング"^注1をフルマルチコーティングの一部に新たに採用しています。従来のマルチコーティングに比べ、より反射が少なく透過率が高いので、逆光などの厳しい撮影条件下でもコントラストが高くクリアな像で観察することができます。

注1：「HD」はHigh Definitionの略。

5. ロングアイレリーフ設計

眼鏡をかけたままでも全視野が見やすい、15mmのロングアイレリーフ設計になっています。

6. ホールドしやすいラバー外装

持ちやすく耐衝撃性にも優れたラバー素材を外装に採用しています。

7. その他

• ①簡単な操作でスムーズに眼幅を合わせることができる独自の2軸連動式眼幅調整機構
• ②ワンタッチで使用／収納ができる回転スライド式目当てリング
• ③使用時に不用意に動くことのないクリック付き視度調整機構
• ④着脱が簡単なクイック・ネック・ストラップ
• ⑤別売アクセサリー「三脚アダプターU」（発売中）を利用して三脚への取り付けが可能

PENTAX Papilio III WRの主な仕様

・仕様、デザインなどは予告なく変更する場合があります。