『菅原一剛展 - ASIA is one - 』のご案内

2024年11月15日

『菅原一剛展 - ASIA is one - 』のご案内


リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:森 泰智)は、GR SPACE TOKYOにて、2024年12月12日(木)より、『菅原一剛展 - ASIA is one - 』を開催いたします。

写真展概要


写真展:『菅原一剛展 - ASIA is one - 』
作家:菅原一剛
会期:2024年12月12日(木)~2025年2月24日(月)
  [前期] 2024年12月12日(木)~2025年1月20日(月)/[後期] 2025年1月23日(木)~2月24日(月)
  ※前期・後期で一部作品の入れ替えをおこないます。
会場:GR SPACE TOKYO



<ギャラリートーク&レセプションパーティー開催>

菅原一剛氏によるギャラリートークおよびレセプションパーティーを開催いたします。

ギャラリートーク: 2024年12月14日(土) 18:00~19:00
レセプションパーティー: 2024年12月14日(土) 19:15~20:30
※レセプションパーティーは事前申し込み制です。申し込みはこちらから

作者プロフィール


大阪芸術大学卒業後、早崎治氏に師事し、のちにフランスにて写真家として活動を開始。1996年に映画『青い魚』の撮影監督を務め、2005年にはアニメ『蟲師』のオープニングディレクターを務めるなど、活動は写真家の枠に止まらず多岐に渡る。2023年、植物分類学者牧野富太郎博士の植物標本写真を作品とした写真集『MAKINO 植物の肖像』(北隆館)を刊行し、高知県立牧野植物園にて企画展を開催。2024年には、写真集『DUST MY BROOM2』(赤々舎)を刊行するとともに韓国にて同名の個展を開催し好評を博した。大阪芸術大学客員教授。



作品内容


本展示では、菅原一剛が写真家としての活動を始めた40年前から現在までに幾度に渡り訪れ、漢字文化圏、いわゆる東アジアの日常を写してきた写真を主として、全13点の作品を展示いたします。
大阪芸術大学の学生時代に、初めて訪れた香港で撮影し、その後初の個展で発表した作品群「Correspondance(呼応)」から、40年ぶりに改めてプリントした作品を展示します。
また、歳月を経て、菅原一剛がここ数年に足を運び、撮影した現在の香港、韓国の日常をとらえた作品を、この度初めて発表いたします。

それらの作品に通ずるのは、かつて岡倉天心が残した「亜細亜 ハ 一な里(あじあ は ひとつなり) - ASIA is one - 」という言葉です。その言葉に集約されるといえる、菅原一剛が写真を通して世界に対して抱き続けていた平和への願いをご覧ください。


― ぼくは今こそ、そこに暮らす人びとの日常、そのつながりを天心と同じような視線で見つめたいと思っている。その先には、分断のための壁ではなく、ひとつの壁でつながっている世界が立ち現れるに違いない。その世界ではおそらく、大きな同一感をもって、同じ光と同じ色を共有することができるに違いない。
ぼくは、そんな世界を見てみたい。そしてその世界が、いつまでも平和でありますように。


「ASIA is one」

菅原一剛



GR SPACE TOKYO


場所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-16-19 原宿WATビル102
開館:11:30~19:00
定休日:火曜日・水曜日・祝日
入場:無料
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/community/grspace_tokyo/

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