『RICOH GR III』が
「カメラグランプリ2019 カメラ記者クラブ賞」を受賞
リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:高橋忍)は、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」(2019年3月発売)が、国内の権威あるカメラ賞 「カメラグランプリ2019 カメラ記者クラブ賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。
カメラグランプリは、写真・カメラ専門の雑誌・Web媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブ(2019年4月現在 10媒体)が主催し、2018年4月1日〜2019年3月31日に日本国内において新発売されたスチルカメラの中から、最も優れた機種を選出して授与する、権威ある賞です。このたび「RICOH GR III」が受賞した「カメラ記者クラブ賞」は、カメラグランプリに設けられた全4部門のうちの一つで、カメラ記者クラブ会員が「大賞」「レンズ賞」を受賞した製品を除くすべてのカメラと写真製品・機材を対象に、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品を選出するものです。
"カメラグランプリ2019"の選考は、カメラ記者クラブの会員をはじめ、加盟雑誌の編集長(もしくは代表者)、カメラグランプリ実行委員が委託した外部選考委員、特別選考委員(学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家、写真関連団体の代表など)、および特別会員のTIPA(The Technical Image Press Association:5大陸にまたがる16カ国28媒体およびカメラ記者クラブが加盟する写真・映像雑誌の団体)で構成された総勢55名の選考委員によって行われました。
RICOH GR III
・「RICOH GR III」の受賞理由
フィルムカメラであったリコーGR1(1996年発売)のころからスナップシューターとして、28mm相当で小型・軽量というコンセプトは守りつづけ、シリーズを通して共通のデザインや使い勝手を踏襲している、ほかに類をみないコンパクトカメラ。ボディーサイズは前モデルより小さくなり、マクロ撮影といった使い勝手も進化。動作レスポンスもよく、ボディー内手ブレ補正機構の採用などカメラとしての完成度を高めている。シリーズの歴史や根強いファンの存在を抜きにしても、コンセプト重視の思想と完成度の高さを評価。GRがよりGRになって戻ってきたことに拍手したい。モノとしての魅力を備えた希有なモデルだ。スマートフォンではなく、写真機で撮影することの意味を感じる。コンパクトデジタルカメラという分野への希望を与え、ハイエンドコンパクトカメラの可能性を示唆したモデルである。
なお、今回、"カメラグランプリ2019 カメラ記者クラブ賞"の受賞が決定したことで、「RICOH GR III」は、さきに受賞が決まった欧州の権威あるカメラ賞"TIPA ベスト エキスパート コンパクトカメラ"とのダブル受賞となりました。これにより、本製品の国内外での評価の高さが、あらためて証明されることになりました。